ワークショップデザイナー育成プログラム

「ワークショップデザイナー育成プログラム」の説明会に行ってきました。

このページの説明によると、

ワークショップデザイナーとは、「コミュニケーションの場作りの専門家」です。
具体的には、ワークショップ(参加体験型プログラム)を「つくること」、「伝えること」によって、コミュニティの中心になったり、コミュニティ同士を越境してつなぐ役目ができる人です。

ということで、俄然興味が湧いてきております(・∀・)

「ワークショップ」という言葉は、単に体験教室的な意味で使われることも多いですが、日本においては70年代に都市計画・まちづくりの分野で、地域住民の合意形成をするための手法として用いられ始めたのがはじまりと言われています。とはいえ、明確な「ワークショップ」の定義はまだないというのが現状ということだそうです。ふんわりしていますね。僕は「ワークショップ」という言葉よりも、「コミュニケーションの場作り」というところに魅かれています。

いちおう進行役が中心にはなるものの、みんなで体験を共有して、意見を出し合い、コミュニケーションをとっていくので、学校の先生のように偉い人が前に立ってトップダウンで教える、というスタイルとは根本的に異なります。双方向なので、進行役が参加者から教え・助け・影響を受ける、ということが当たり前に有り得るのがワークショップという場なのです。

10年間、WEBデザイン(と、ちょこっとグラフィック)の仕事をやってきてあらためて思うのは、「僕自身は何も持っていない」ということです。飛び抜けたアイデアを持っているわけでもないし、芸術的なセンスを持ち合わせているわけでもありません。自分1人では、何も作ることができないのです。僕に出来るのは周りの人たちの助けを借りながら、周りの人たちを少しだけお手伝いをすること。仕事で使っている「Pass&Go」という屋号にもそういう気持ちを込めています。

この考えをもっと押し進めてみたいと思い、その方法をあれこれ探っているうちに「コミュニケーションの場作り」に興味を持つようになりました。これ、自分の中では自然な流れやなと思っています。

で、この育成プログラム、週末にがっつり朝から夕方まで、3ヶ月間で計120時間という内容。さらに誰でも受講できるものではなく、小論文と面接での選考があります。まずは志望動機をまとめて、仕事の調整を考えて、親の介護のこともあるのでケアマネさんにも相談をして・・・とりあえず、準備準備!

1 件のコメント

  1. ピンバック: WSD育成プログラム阪大8期生になりました | naclog

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